青年海外協力隊 野口 孝子さん
2014年度第3次隊員
職 種:コミュニティ開発
派遣期間:2015年1月~2017年1月 帰国
出 身 地:九度山町
【活動報告】
・2015年1月、アフリカ南東部のマラウイで、コミュニティ開発(HIV / AIDS 対策の啓発、性教育授業の展開等)に従事し始める。
・2017年2月28日、九度山町の岡本章町長に帰国表敬訪問。
(帰国表敬訪問の様子はこのページの下にあります)
派遣国:マラウイ
平成29年2月28日
このほど帰国した2014年度第3次隊の野口孝子さんが、九度山町の岡本章町長を表敬訪問をしました。当応援団も同行し、野口さんの帰国を歓迎しました。野口さんはマラウイ事情や従事した性教育の仕事について報告をしました。
野口さんが町長室に入室すると、岡本町長は無事に帰国したことを喜ばれ、「九度山の子どもたちに、野口さんの経験をぜひ語ってほしい」「子どもたちにはチャンスだと思う」等と笑顔で語りかけていました。
町長は野口さんにマラウイにおける食生活に関してご質問。野口さんは「マラウイの主食はトウモロコシを粉にした食べ物で、料理はトマトを使うものが多いです」と回答。この他、日本の調味料に関してはしょうゆとマヨネーズがあったこと、肉はブタ・トリ・ヤギがあったことを説明。気候に関しては雨季と乾季があり、その中で暑い・寒いがあることを語っていました。
飢饉の備えに対しては、基本的に国連食糧計画(WFP)が支援していることの他、JICAボランティアが陸稲の普及に努めている現状なども説明。
トイレに関して質問されると、「トイレは穴を掘って、そこをレンガで固めていました。トイレは有料のところが多く、紙があるところとないところがあったため、紙は持ち歩いていました」と述懐していました。
野口さんは今後カナダやオーストラリアに行く予定であり、「将来的にはアフリカで性教育の普及を行い、先進国の中でHIV・AIDSの感染が増えている日本で性教育事業にかかわっていきたい」と展望も語っていました。
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